日本急性血液浄化学会について

理事長挨拶

特定非営利活動法人日本急性血液浄化学会
山梨大学医学部救急集中治療医学講座
理事長 松田 兼一

2017年9月から日本急性血液浄化学会理事長を拝命しました山梨大学医学部救急集中治療医学講座の松田兼一です.大変光栄に存じますとともに責任の重さを痛感し身の引き締まる思いです.

日本急性血液浄化学会は東京女子医科大学腎センターの故太田和夫先生と千葉大学救急集中治療医学の平澤博之先生(現千葉大学名誉教授) のお二人が中心となり,当時新たな治療法として注目されていた急性血液浄化法を広く普及・発展させる目的で1990年10月に急性血液浄化研究会として設立されました.急性血液浄化法を発展させるために救急・集中治療領域だけではなく慢性維持透析分野双方の先生方が協力し合って発足されました.2000年には日本急性血液浄化学会へと発展移行し,2005年に特定非営利活動法人(NPO法人)日本急性血液浄化学会となりました.

「急性血液浄化」という和名は太田先生と平澤先生が名づけられたのですが,英名を名づける際に「急性血液浄化」をそのまま直訳するのではなく,「Japanese Society of Blood Purification for Critical Care」と名づけられました.本学会は単に急性血液浄化に関する学会というよりはCritical Careにおける血液浄化を極める学会という意味で,心を込めて作られたものと認識しております.発足後,諸先輩の先生方が尽力され,芽が出たところから始まり茎が徐々に伸びてきて幹になり葉も生い茂り立派な実も付け,今は何があっても倒れない立派な大木に育ちつつあると思います.これからは,素晴らしい実を毎年実らせるために様々な努力を継続していく必要があります.現在,会員は救急・集中治療,腎臓内科等の医師,臨床工学技士,看護師等の方々で構成され,会員数は1,000人を超えています.それぞれの分野の会員の皆様方がそれぞれのお立場で活発に活動し,魅力ある学会を維持していくことが重要と捉えております.理事長として会員の皆様が活動しやすい環境作りに尽力する所存です.会員一同,一丸となって国内外に我々の存在を知らしめて参りましょう.

何卒よろしくお願い申し上げます.

特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会